
iPadにも、楽天モバイルって入れられるの?



入れられますよ。私は2026年1月に、iPad mini(A17 Pro)で使い始めました。



スマホのテザリングじゃダメなの?



ダメではないんです。
ただ、つなぐ時のちょっとした手間が、面倒になってしまって。



月にいくらかかるの?



私の場合は、1,078円の月が多いです。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、使ったデータの量で月額料金が変わります。
iPadを外でどれだけ使うかで、毎月の支払いが決まる回線です。
一方で、iPadのモデルや使う場所によっては、気をつけたい点もあります。



この記事では、iPadで楽天モバイルを使う条件・料金・弱点を、ほかの回線と比べながらまとめます。
iPadを外でも使いたい人の参考になればうれしいです。
iPadで楽天モバイルは使える?





iPadなら、どれでも使えるの?



Wi-Fi + Cellularモデルであることが条件です。
必要なのはWi-Fi + Cellularモデル
iPadには、Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルの2種類があります。
楽天モバイルの回線を入れられるのは、Wi-Fi + Cellularモデルだけです。
Wi-Fiモデルには、携帯電話の回線につなぐ機能がありません。
手元のiPadがどちらかは、Appleのサポートページ「iPadのモデルを識別する」で、モデル番号から確かめられます。
また、楽天モバイルは、対応を確認していない製品を動作保証の対象外としています。
申し込む前に、公式サイトの「ご利用製品の対応確認」も見ておくと安心です。



中古のiPadを買うときは、Wi-Fiモデルと取り違えないように気をつけてください。
現行のiPadはeSIMのみ



eSIMって、カードを挿さないSIMのこと?



そうです。本体に書き込んで使うSIMです。
楽天モバイルは、カード型のnanoSIMとeSIMのどちらでも申し込めます。
ただ、2024年以降に発売されたiPadからは、nanoSIMのトレイがなくなりました。
いま売られている4機種は、どれもeSIMのみです。
- iPad Pro(M5)
- iPad Air(M4)
- iPad(A16)
- iPad mini(A17 Pro)
nanoSIMを挿せるのは、iPad(第10世代)・iPad Air(第5世代)・iPad mini(第6世代)など、2022年以前のモデルです。



私のiPad mini(A17 Pro)も、eSIMで開通させました。
申し込みでSIMカードを選ぶと、届いても挿す場所がないので気をつけてください。
電話・SMS・Rakuten Linkは使えない
Rakuten最強プランには、電話番号が付いてきます。
ただ、iPadには携帯電話の回線で通話する機能がなく、電話番号を使ったSMSも送れません。
楽天モバイルの通話アプリ「Rakuten Link」も、iPadには対応していません。
通話が必要なときは、FaceTime・LINEなど、データ通信で話せるアプリを使いましょう。



iPadの楽天モバイルは、ネットにつなぐための回線と考えておくと迷いません。
iPadで使うときの料金は?


3段階の月額料金
Rakuten最強プランの料金は、その月に使ったデータの量で決まります。
| 1か月のデータの量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 |
| 3GB超〜20GB | 2,178円 |
| 20GB超 | 3,278円 |
プランを選び直す必要はなく、使った量に応じて自動で決まります。
20GBを超えても、料金は3,278円で止まります。
ただし、混雑する時間帯などは、速度を抑えられることがあります。



1,078円の月が多いって言ってたよね?
てことは、あまり使ってないの?



私の場合、ほとんどの月が、3GBまでに収まっています。
外で使う量が少ない人ほど、安く済む仕組みです。
スマホと2回線にする場合



スマホも楽天モバイルなら、データを分け合えるの?



料金は回線ごとにかかります。
iPadの回線にも、使った量に応じた料金がつきます。
楽天モバイルは、1つの楽天IDで10回線まで契約できます。
契約事務手数料は、同じ名義で4回線目までは0円です。
5回線目からは1回線につき3,850円かかり、解約した回線も数に入ります。
また、契約から1年以内に解約すると、最大1,078円の解約事務手数料がかかります。
家族で楽天モバイルを使っているなら、「最強家族割」で1回線あたり月110円引きになります。
3GBまでの月なら、968円です。



iPadのために回線を増やすなら、手数料の条件も先に見ておきましょう。
iPadで楽天モバイルを使うデメリットは?
- 建物の中で遅くなる場所がある
- iPadのWi-Fi + Cellularモデルは2万5,000円以上高い
- データ専用プランを選べない
建物の中で遅くなる場所がある



楽天モバイルって、つながりにくいって聞くけど?



私も、一部の建物の中で、通信が遅くなることがありました。
楽天モバイルが、建物の中まで届きやすい700MHz帯(プラチナバンド)を使い始めたのは2024年6月で、ほかの大手3社より後でした。
また、楽天の電波が届きにくい場所を補ってきたauの回線(パートナー回線)は、2026年10月から新しい契約に移りました。
KDDIは、楽天モバイルが自社でカバーできているエリアから、順にパートナー回線を減らしています。
よく使う場所が決まっているなら、公式サイトの通信エリアのページで、先に確かめておくと安心です。



つながりにくい場所は、楽天モバイルの電波改善の要望フォームから伝えることもできます。
iPadのWi-Fi + Cellularモデルは2万5,000円以上高い
楽天モバイルを入れるには、iPadのWi-Fi + Cellularモデルを選ぶ必要があります。
Apple Storeでは、同じ容量のWi-Fiモデルより、iPad・iPad mini・iPad Airで2万5,000円、iPad Proで3万5,000円高くなります(2026年10月19日時点)。
iPad mini(A17 Pro)の128GBなら、Wi-Fiモデルが99,800円、Wi-Fi + Cellularモデルが124,800円です。
一方で、Wi-Fi + Cellularモデルには、Wi-FiモデルにはないGPSも載っています。



差額は、外でiPadを開く時間がどれくらいあるかで考えてみてください。
データ専用プランを選べない
楽天モバイルには、データ通信だけの「Rakuten最強プラン(データタイプ)」がありました。
3GBまで968円・無制限で3,168円と、通常のプランより110円安いプランです。
ところが、2026年3月5日から新規の申し込みが止まっていて、再開の時期は案内されていません。
いまiPad用に申し込むなら、電話番号の付いた通常のRakuten最強プランになります。



家族で楽天モバイルを使っているなら、「最強家族割」を使えば、この110円の差はなくなります。
iPadで楽天モバイルを使うメリットは?
- 読書と調べ物なら、データはあまり減らない
- スマホのテザリングがいらなくなる
- eSIMならその日のうちに使える
読書と調べ物なら、データはあまり減らない


私が外でiPad miniを使うのは、Kindleアプリでの読書・ネットでの調べ物・メール・SNSです。
Kindleの本は、先に端末へダウンロードしておけば、読むときに通信を使いません。
外で通信を使うのは、調べ物・メール・SNSが中心になります。



動画を外で見なければ、データの量は思ったより増えません。
スマホのテザリングがいらなくなる
テザリングでは、iPadを使うたびに、スマホのインターネット共有につなぐ必要があります。
楽天モバイルを入れてからは、iPadを開けば、そのままネットにつながります。
調べ物をしたくなったときも、スマホを取り出さずに済みます。
テザリングで、スマホの電池を減らすこともありません。



開いてすぐ読んだり調べたりできるのが、いちばん大きな変化でした。
eSIMならその日のうちに使える
eSIMは、SIMカードのように、届くのを待つ必要がありません。
私のiPad mini(A17 Pro)は、申し込みから1時間もかからずに使えるようになりました。



外でもiPadを使いたいと思った日に、そのまま始められるのはeSIMならではです。
ほかの回線と比べるとどう?



結局、楽天モバイルがいちばん安いの?



使い方によります。
外で使う量が少ないなら、ほかにも安い方法があります。
| 方法 | 月額料金(税込) | データ |
|---|---|---|
| 楽天モバイル(Rakuten最強プラン) | 1,078〜3,278円 | 使った量で料金が変わる。 |
| 大手のデータシェア(ドコモ・au) | 1,100円 | スマホのプランと分け合う。 |
| IIJmio データeSIM | 440円〜 | 2GBから選べる。 |
| スマホのテザリング | 0円 | スマホのデータを使う。 |
※料金は、2026年10月19日時点の各社の公式サイトの表示です。
スマホのテザリング
iPad用の回線代はかからず、スマホのプランのデータを使います。
テザリングの条件は、スマホのプランによって違います。
外でiPadを開く日が少ないなら、これで足ります。



私も、楽天モバイルを入れる前はテザリングで使っていました。
大手キャリアのデータシェア
ドコモの「5Gデータプラス」とauの「タブレットシェアプラン」は、月1,100円で、スマホのプランのデータをiPadと分け合えます。
スマホが同じ会社の対象プランであることが条件です。
なお、ドコモは、2026年12月1日に5Gデータプラスの月額料金を改定すると案内しています。



スマホが大手のデータ量の多いプランなら、まずはこちらと比べてみてください。
データ専用の格安eSIM
IIJmioの「データeSIM」は、2GBで月440円です。
余ったデータは、翌月に繰り越せます。
申し込みに、本人確認書類も要りません。
ただ、ドコモの回線を使うデータeSIMは、5Gには対応していません。



外で使う量が毎月2GBに収まるなら、楽天モバイルの1,078円より安く済みます。
iPadに楽天モバイルのeSIMを設定する手順


申し込み前の確認
iPadのOSは、先に最新にしておきます。
iPadにはRakuten Linkが入らないため、開通にはQRコードを使います。
QRコードを映すパソコンかスマホを、手元に用意しておきましょう。
eSIMの追加
- パソコンやスマホのブラウザで、Web版の「my 楽天モバイル」にログインする。
- 開通の手続きで、「eSIM開通用のQRコードを表示する」を選ぶ。
- iPadのカメラでQRコードを読み取り、「モバイル通信プランが検出されました」の通知をタップする。
- 「続ける」「モバイル通信プランを追加」の順に進む。
- 「設定」→「モバイルデータ通信」→「APN設定」で、「モバイルデータ通信」と「インターネット共有」のAPNに「rakuten.jp」と入れる。
Wi-Fiを切って、画面の上に「4G」か「5G」と出れば完了です。
つながらないとき
楽天モバイルの案内では、次の順に試すよう勧めています。
- 「モバイルデータ通信」をオフにして、もう一度オンにする。
- 機内モードをオンにして、オフに戻す。
- iPadのOSを最新にして、再起動する。
- 窓ぎわや屋外など、電波の届きやすい場所で試す。
eSIMの再発行は無料です。
それでもつながらなければ、楽天モバイルの窓口に問い合わせましょう。



建物の中でつながらないときは、まず窓ぎわへ移ってみてください。
どんな人におすすめ?
おすすめの人
- Wi-Fi + CellularモデルのiPadを持っている人
- テザリングでつなぐ手間をなくしたい人
- 外では読書・調べ物・メール・SNSが中心の人
- 月によって、外で使うデータの量が変わる人
おすすめしない人
- よく使う場所で、楽天モバイルの電波が弱い人
- 外で使うデータの量が、ごく少ない人
- スマホが大手のデータ量の多いプランで、データシェアを使える人
- Wi-FiモデルのiPadを使っている人



迷ったら、よく行く場所の電波と、外で使うデータの量から考えてみてください。
iPadを開けば、そのままつながる回線


楽天モバイルは、外での通信が少ない人ほど、安く使える回線です。
iPadに入れておけば、テザリングでつなぐ手間がなくなります。
建物の中で遅くなる場所はありますが、私は今も使い続けています。
申し込む前に、iPadのモデル・よく行く場所の電波・外で使うデータの量の3つを確かめておくと、失敗しにくいです。



私もiPad、外で使ってみようかな。



持ち歩くなら、iPad mini(A17 Pro)も候補に入れてみてください。
使い心地は、別の記事にまとめています。


- 読書と調べ物なら、データはあまり減らない。
- スマホのテザリングがいらなくなる。
- eSIMならその日のうちに使える。
- 建物の中で遅くなる場所がある。
- Wi-Fi + Cellularモデルは2万5,000円以上高い。
- データ専用プランを選べない。











