
iPadが安くなったから買ってみたんだけど、YouTubeで動画を見るぐらい。
良い使い道はないかしら。



iPadは、仕事の作業ツールとしても活躍してくれますよ。
特にテレワークの作業効率を上げるのに重宝します。
この記事では、筆者の経験をもとに、テレワークでiPadを活用する方法を紹介します。
- オンライン会議に使う~手軽に会議に参加できる
- タスク管理・スケジュール管理に使う~タスクや予定が見やすくなる
- 紙のメモ・ノート代わりに使う~ 情報の保管や共有が楽になる
- 動画プレイヤー・音楽プレーヤーとして使う~仕事の気分転換ができる



iPadを使いこなせば、仕事の効率や生産性が上がり、テレワークが快適になりますよ。
iPadをオンライン会議に使う→手軽に会議に参加できる


テレワークでオンライン会議に参加するとき、iPadを使ってみましょう。
iPadには、高性能なカメラ・マイクが内蔵されているので、ウェブカメラやヘッドセットを新たに買い足す必要がありません。画面サイズがそこそこあり、相手の顔が見えやすく、操作もしやすいです。
パソコンの場合、ウェブカメラやヘッドセットを用意する必要があったり、設定が煩雑だったりします。また、スマートフォンでもオンライン会議に参加はできますが、画面が小さいのが難点です。



iPadでも、オンライン会議に参加できるのね!



画面共有など、複雑な作業をする必要がなければ、iPadはオンライン会議に最適な端末ですよ。
iPadをタスク管理・スケジュール管理に使う→タスクや予定が見やすくなる





付箋や卓上カレンダーに書いた自分の文字が読めない…



iPadをタスク管理・スケジュール管理に使ってみましょう。
活字で表示されるので、タスクや予定が見やすくなりますよ。
タスク管理に使う


iPadを机の上に起き、ToDoアプリを常時表示しておきます。「デジタル付箋」ですね。
「作業はパソコン」「タスク管理はiPad」、という使い分けです。



作業しながらでもタスクの確認ができるので、パソコンの画面を有効活用できますよ。
【応用編】Apple Pencilとノートアプリで、手書きタスク管理を行う
バレットジャーナルという、手書きタスク管理方法があります。
バレットジャーナル自体はアナログな手法ですが、Apple Pencilとノートアプリを使えば、iPadでも書けます。手書きでタスクを書き留めると、頭の中がクリアになるので、重要な事柄を整理しやすくなりますよ。



バレットジャーナルの詳しい書き方については、別記事でまとめていますので、併せてご覧ください。
スケジュール帳として使う


iPadを手書きスケジュール手帳として使います。
タスク管理と同じく、手で書くと考えや情報が整理され、優先順位をつけやすくなるのがポイントです。iPadを使うと、分厚い手帳を持ち運ぶ必要がなくなりますし、バックアップもできるのがメリットです。



GoodNotes 5・Noteshelf・Notabilityなど、有名どころのノートアプリには、スケジュール帳のテンプレートが充実してますよ。
卓上カレンダーとして使う
iPadの画面上にカレンダーアプリを常時表示し、卓上カレンダーとして使います。アプリのカレンダーは、月単位・週単位・1日単位と、表示を変えれるので、予定の把握に便利です。
古くて使わなくなったiPadを卓上カレンダーにする方法もあります。古いiPadは動作が重くなりがちですが、カレンダーだけに使うのであれば十分です。



私は、2014年に購入したiPad miniにカレンダーアプリだけをインストールして、机の隅に立てかけています。
メモ・ノートの代わりに使う→保管や共有が楽になる


iPadは、Apple Pencilと組み合わせると、「デジタル文房具」として使えます。
Apple Pencilは、クリエイターの方向けアイテムだと思われがちですが、事務系の仕事でも力を発揮してくれます。メモ書き、アイディア、図、イラストなど、書いたものをデジタルデータとして扱えるので、共有したり、後から探したりするのも簡単です。
デジタル卓上メモ帳として使う


机の上に、iPadとApple Pencilを常備し、電話のメモや思いついたアイディアを書き留めておきます。書いてそのままデータで保存できるので、そのままメールやLINEで送信できます。紙と違って、かさばりません。
iPadを卓上メモとして使うときは、純正のメモアプリが便利です。ロック画面でも、Apple Pencilで画面をタップするだけでメモアプリが立ち上がるので、すぐにメモできる状態になります。



メモをデータで保存できるのって便利ね!



iPadを卓上メモとして使うには、iPad miniがおすすめです。他のモデルに比べてコンパクトで軽いので、机の上で場所を取らず、片手持ちも楽々です。




デジタル手書きノートとして使う


iPadをメモやアイディアをまとめる仕事ノートとして使います。ものを覚えるとき、アイディアをふくらませるときは、ペンを使って書いた方が脳が活性化されるそうです。
Apple Pencilに対応し、仕事ノートとして使いやすいアプリは、次の3つです。
- Noteshelf(鉛筆ツールの書き心地が良い)
- GoodNotes 5(PDF校正に使いやすい)
- Notability(手書き文字のOCR精度が高い)
それぞれ、フォルダー分けができるので、プロジェクトごとにノートを作れます。テンプレートも豊富で、さまざまな場面に対応できます。



個人的に愛用しているノートアプリは、Noteshelfです。鉛筆ツールの書き味が気に入っています。
iPadで書類の校正作業を行う


iPadとApple Pencilを使うと、ペーパーレスで校正できるので、作業効率が上がります。



朱入れ(訂正・添削)箇所を活字テキストで記入することもできます。これだと相手側も見やすいですね。
iPadを使った校正作業の具体的な方法は、別記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。


営業・打ち合わせに使う


営業や打ち合わせのときも、iPadとApplePencilが活躍します。iPadを簡易ホワイトボードとして使ってみましょう。



言葉で説明するより、図やイラストの方がイメージしやすいもんね!



デジタルデータなので、共有も簡単です。
その場で相手に送ることもできますよ。
簡易ノートパソコンとして使う



テレワークでノートパソコンが欲しいけど、使い道はワード・エクセル・メールぐらいかな…



いっそのことiPadをノートパソコンとして使ってみましょう。
iPadのMagic Keyboardは、キーボードとトラックパッドが付いているので、iPadを簡易ノートパソコンとして使えます。MacBook Airの30%ぐらいの価格なので、すでにiPadを持っている方にはコスパの良いアイテムです。




動画プレイヤー・音楽プレイヤーとして使う
iPadはテレワークの気分転換にも最適です。Amazon Prime Videoなどの動画サイトを観たり、音楽アプリで音楽を聴いたりできます。



おすすめの音楽アプリは?



私は、Amazonミュージックをおすすめします。
聞き放題のサービス(Amazon Music Unlimited)もありますしね。


あると便利なおすすめアイテム
テレワークでiPadを活用するときの便利アイテムを紹介します。より仕事環境が快適になり、生産性アップにもつながりますよ。
タブレットスタンド
iPadを机の上で使うときは、タブレットスタンドを使うと便利です。カバーと違って好きな角度に調節できます。



角度が自在だと、テレワークがはかどります。
筆者が愛用しているスタンドは、 BoYataのタブレットスタンドです。
角度や高さを自由自在に変えられるタブレットスタンドです。可動部が固めにできているので、角度がしっかりホールドされます(調整には、ちょっとだけ力がいります)。
iPadの高さを上げられるので、姿勢が悪くなるのを予防できます。



下の隙間にキーボードが入るので、机の省スペース化にもなりますよ。
Apple Pencil
iPadをメモ帳・仕事ノート・タスクノートとして使うときに必須なのがApple Pencilです。



「第2世代」ってことは、「第1世代」もあるの?



Apple Pencilは、「第1世代」と「第2世代」の2つのモデルが発売されています。
iPadの年式や機種によって対応するモデルが違うので、買うときは注意が必要です。
次の対応表を参考にしてください。
iPad・Apple Pencil 対応表
iPad | Apple Pencil |
---|---|
iPad Pro (2018年~) | Apple Pencil (第2世代) |
iPad Air (2020年~) | Apple Pencil (第2世代) |
iPad (2018年~) | Apple Pencil (第1世代) |
iPad mini (2021年~) | Apple Pencil (第2世代) |
- Apple Pencil(第2世代)
-
2022年3月現在、ほとんどのiPadのモデルに対応。マグネット式なので本体に付けて持ち運び可能。その状態で充電もされる。アプリによっては、Apple Pencilのダブルタップでツール切り替えが可能。
- Apple Pencil(第1世代)
-
一世代前のモデル。現行モデルで対応しているのは、無印iPad* のみ。キャップを外してiPadの充電端子に差し込んで充電する。本体にマグネットで取り付けできないうえ、断面が丸いので転がりやすく、紛失・落下に注意が必要。
* モデル名の後ろに「Air」「Pro」「mini」が付かないモデル


第2世代のApple Pencilは、iPad本体にマグネットでくっつき充電できます。



Apple Pencilが細くて持ちにくいという方は、シリコン製のグリップを使いましょう。
滑り止めにや傷防止になりますし、好きな色に変えられるのもメリットです。
iPadは、テレワークの強い味方
メモ書き、アイディア出し、打ち合わせノート、タスク管理、スケジュール管理などなど、これまで紙ベースで行っていたことをペーパーレス化できるのが、iPadの利点です。
また、オンライン会議など、パソコンの代わりに使える場面も多いです。
iPadはテレワークの強い味方。iPadの使い道が見つからないとお悩みの方は、ぜひ仕事のツールとして活用してみてください。



iPadを使いこなすと、毎日の仕事が快適になりますよ。
- iPadはオンライン会議でパソコンの代わりに使える
- iPadを机の上に固定して、タスクやスケジュールを一覧できる
- 紙ベースの作業をiPadで行えるので、机の上をペーパーレス化できる
- 気分転換に動画を観たり音楽を聴いたりできる。
iPadをもっと活用するには?



iPadを買ったはいいんだけど、活用できてない気がして…



電子書籍リーダーとして使ってみてはどうでしょうか。
iPadはスマホより画面が大きいので、読みやすいですよ。
電子書籍なら、すべての本をiPadに入れて持ち運べますし。



電子書籍って便利そうだけど、どこのサービスが良いの?



Amazonの電子書籍サービス「Kindle(キンドル)」をおすすめします。
扱っている本が豊富で、使いやすいサービスです。



Kindleって、専用の端末が必要なんじゃないの?



iPad用の無料アプリがリリースされています。
専用の端末がなくても、iPadでサクサク読めますよ。



どんな本も読めるの?



小説やビジネス書はもちろん、雑誌・コミック・ムック本も、iPadのアプリで快適に読めますよ。



電子書籍って、割高なイメージがあるのよね…



Kindle Unlimitedに登録すると、お得になりますよ。
読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」とは?



「Kindle Unlimited」って、何?



「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」は、Amazonの読み放題サービスです。
幅広いラインアップ・手ごろな価格設定で人気のサービスです。
利用中は、対象書籍を何冊読んでも追加料金はかかりません。
小説やビジネス書だけでなく、コミックや雑誌もラインアップされています。



定額で読み放題って良いわね!



たくさんの本を読みたい方や、幅広く情報を集めたい方に、ぴったりのサービスです。
新規に限り30日間無料でお試しできます。試しに使ってみてください。
Kindle Unlimited 読み放題
(30日間の無料体験あり)
詳しい始め方・使い方を別記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

