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Loupedeck CTレビュー | 写真現像や動画編集に最適なクリエイティブデバイス

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筆者

Amazonのブラックフライデーで、新しいデバイスを購入しました。

Loupedeck CT 外観

変わった形のデバイスね。
DJでも始めるの?

筆者

いやいや、DJコントローラーではないです…。
Loupedeck CTといって、クリエイター向けのパソコン用デバイスですよ。

そうなんだ。
どんな時に使うの?

筆者

キーボードの左側に常設します。
写真現像や動画編集などの作業効率がアップするんですよ。

Loupedeck CTは、フィンランドのLoupedeck社が開発・販売する、クリエイター向けの左手デバイスです。

ボタン、ダイヤル、タッチスクリーンなどを搭載し、それぞれにショートカットや機能を割り当てることで、作業効率が上がります。

タップできる目次

Loupedeck CTって、どんなデバイス?

Loupedeck CT パソコンのキーボードの左横に置いて使うデバイス
パソコンのキーボードの左横に置いて使うデバイス。

黒い本体に、ディスプレイやダイヤルやボタンがいっぱい付いてるのね?

筆者

そうなんです。
それぞれが光るので、机の上で映えますね。

Loupedeck CTは、黒を基調としたシンプルなデザインです。

本体サイズは約160×150×30mm、重量は約400gと、比較的コンパクトで持ち運びやすいサイズです。

本体前面には、20個のボタン、6つのダイヤル、1つのコントロールホイール、タッチスクリーンのボタン12個が配置されています。

Loupedeck CTのダイヤルを操作する。
Loupedeck CTは、多機能なデバイスだが、デスクの上で場所を取らない。
  • ボタン:押すだけでショートカットを実行できる。
  • ダイヤル:回転することでパラメータを調整できる。
  • コントロールホイール:メインのコントローラー。さまざまな操作を割り当て可能。液晶部分はタッチパネルとして機能。
  • タッチスクリーン:ソフトウェアのメニューや設定を操作するのに便利。

本体背面には、USB-Cポートを1つ搭載。USB-Cケーブルでパソコンに接続して使用します。

筆者

無線接続じゃないのが残念です…。
アップデートに期待ですね。

機能

Loupedeck CTは、アプリのショートカットや機能を割り当てると、さまざまな作業を効率化できます。

マウスやキーボードで操作するよりも、素早く、直感的に操作できるのが特徴。

アプリごとに設定できるので、便利です。

カスタマイズ性

Loupedeck CTは、ボタンやダイヤルの割り当てを自由にカスタマイズできます。

専用のソフトウェアを使えば、ボタンやダイヤルにショートカットや機能を割り当てられます。

また、タッチスクリーンに、ソフトウェアのメニューや設定を表示することもできます。

Loupedeck CTは、設定すればテンキーにもなる。
Loupedeck CTのタッチスクリーンは、テンキーにも設定できる。
筆者が愛用しているHHKBにはテンキーがないので、便利。

デザイン・操作性

Loupedeck CTは、シンプルながら洗練されたデザインで、デスク周りに自然に馴染みます。

操作性も良く、ボタンやダイヤルは適度な重みがあるので、誤操作を防げます。

ダイヤルの回転は滑らかで、正確に操作できます。

Loupedeck CTのダイヤル回転は滑らか。
Loupedeck CTは、滑らかなダイヤル操作が可能。

使用感

Loupedeck CTは、とても快適に使えます。

ボタンやダイヤルの操作は直感的で、マウスやキーボードよりも、作業がスムーズに進みます。

また、タッチスクリーンは、操作内容をテキストで表示できるので、迷いなく操作できます。

筆者

ギミック満載で、触っていて楽しいデバイスですね。

Loupedeck CTのメリットは?

ボタンやダイヤルの操作性が良い

Loupedeck CTのボタンやダイヤルは操作性に優れ、間違って操作しないように作られています。

また、ダイヤルの回転は滑らかで、正確に操作できます。

慣れると、マウスやキーボードよりも、快適に作業できるでしょう。

アプリごとに最適に設定される

Loupedeck CTは、多くのクリエイティブアプリと互換性があります。

Adobe Creative Cloud(Photoshop・Lightroom・Illustrator。Premiere Proなど)、Final Cut Pro X、Ableton Liveなど、プロのクリエイターが使用するさまざまなツールをサポートしています。

たとえば、動画編集アプリのPremiere Proでは、ボタンやダイヤルに、エフェクトの適用や、トリミング、カラー調整などのショートカットが自動で割り当てられます。

また、写真現像アプリのLightroom Classicでは、露光量・ホワイトバランスなど、よく使うパラメータの調整や、レーティング、トリミングなどのショートカットが自動で割り当てられます。

デフォルトでアプリごとに最適なボタン・ダイヤルのプロファイルが設定されているので、買ったその日から、さまざまなクリエイティブ分野で活躍します。

Loupedeck CTのLightroom Classicのプロファイル。
Lightroom Classicのプロファイル。よく使う機能が自動的に割り当てられる。

主な対応アプリ(メーカー公式サイトより)

  • Ableton Live
  • Adobe After Effects CC
  • Adobe Audition CC
  • Adobe Illustrator CC
  • Adobe Lightroom Classic CC
  • Adobe Photoshop CC
  • Adobe Premiere Pro CC
  • Capture One
  • Final Cut Pro X
  • OBS Studio
  • Spotify Premium
  • Streamlabs OBS(Windowsのみ)
  • Twitch

自分好みにカスタマイズできる

Loupedeck CTは、ボタンやダイヤルの割り当てを自由にカスタマイズできます。

専用のアプリを使えば、ショートカットや機能を割り当てたり、タッチスクリーンにソフトウェアのメニューや設定を表示したりできます。

自分の作業スタイルに合わせて、最適な操作環境を構築できるのが特徴です。

Loupedeck CT アプリでカスタマイズ。
筆者の1ページ目。ブラウザでよく使うショートカットを割り当てている。
Loupedeck CT アプリでカスタマイズ。
筆者の2ページ目。よく使うアプリやサイトのショートカットを登録している。

Loupedeck CTのデメリットは?

価格が高い

Loupedeck CTの価格は、7万円台。

クリエイター向けの左手デバイスとしては、比較的高価な価格帯と言えます。

筆者

コスパを重視される人には、廉価版のLoupedeck Live Sをおすすめします。

Loupedeck Live Sは、Loupedeck CTと比べてダイヤルやボタンが少ないですが、3万円弱とお手頃な価格帯です。

Loupedeck Live S

慣れるまで時間がかかる

Loupedeck CTは、ボタンやダイヤルのカスタマイズの自由度が高いこともあって、使いこなすのに時間がかかります。

しかし、一度使いこなせば、マウスやキーボードよりも効率的に作業できます。

時々フリーズする

個体差もあるかもしれませんが、Loupedeck CTを使っていると、時々本体がフリーズします。

この場合は、Loupedeckアプリを再起動することで復旧します。

Loupedeck CTには、傾き調整のスタンドがついていないので、底に貼り付けるタイプのノートパソコンスタンドを追加で買うと良いでしょう。

Loupedeck CTの裏側にノートパソコンスタンドを貼り付ける。
ノートパソコンスタンドを、Loupedeck CTの本体底面に貼り付ける。
筆者

本体に傾きができて、操作しやすくなりました。

Loupedeck CTの本体に傾きができ、操作しやすくなる。
Loupedeck CTの本体に傾斜ができ、操作が快適になった。

AIYUJIWU ノートパソコンスタンド

Loupedeck CTは、クリエイター向けの左手デバイス。

ボタンやダイヤルの操作性、ソフトウェアのサポート、高いカスタマイズ性など、さまざまな点で優れています。

筆者

動画編集や写真編集、音楽制作など、クリエイティブな作業を行う方には、ぜひおすすめしたい製品です。

メリットデメリット
ボタンやダイヤルの操作性が良い
アプリごとに最適に設定される
自分好みにカスタマイズできる
価格が高い
慣れるまで時間がかかる
時々フリーズする

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この記事を書いた人

じゅんご@ガジェットブロガー
デジタルガジェット好きブロガー。

2020年からこのブログを運用。暮らしや仕事に役立つガジェット情報を発信しています。

Webクリエイター・カメラマンとしても活動(愛機はEOS RP)。
Mac歴10年以上。iPad好き。読書はKindle派。

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メディア掲載
月刊誌『GoodsPress』(徳間書店)2022年6月号「こだわりの秘密基地と作業捗る小さな書斎」

略歴
1975年生まれ。
島根県松江市を拠点に、WEBクリエイター・カメラマンとして活動。
公式サイト:Jungo Web

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