ロジクールのトラックボール、MX ERGO S を購入しました。
MX ERGO が、バージョンアップしたのよね。
MX ERGOシリーズは、ロジクールが手がけるトラックボールマウスの人気モデルです。
通常のマウスとは異なり、手首を動かさずに指先でトラックボールを操作することで、ポインタを動かせるのが特徴です。
このため、手首や肩に負担がかかりにくく、長時間の作業や繊細な動きを要求されるデザイン、エンジニアリング、クリエイティブな作業に適しています。
トラックボールを使うメリットについては、過去記事をご覧ください。
MX ERGO S は、従来の MX ERGO のアップグレード版として、2024年の9月に発売されました。
新しいモデルは、前のモデルとどう違うの?
主な違いは、クリック感と充電端子ですね。
この記事では、MX ERGO S と旧モデルをさまざまな角度から比較していきます。
旧モデルと比較して、どこが変わった?
MX ERGO S は、旧モデルの「MX ERGO」を継承しつつ、いくつかの点で進化しています。
大きく変わったのは、クリックの感触と充電方式です。
クリックの感触の違い
MX ERGO S は、旧モデルと比べてクリック音が大幅に軽減されています。
静かな環境でも快適に作業できるようになりました。
旧モデルは、「カチッ」というクリック音がしますが、MX ERGO S は、ほとんど音がせず、「スコッ」と押せる感じです。
旧モデルは、以前からクリック音が気になっていたので、うれしいアップデートです。
充電方式(USB-C に対応)
旧モデルでは、Micro-USB端子が採用されていましたが、最新の MX ERGO S では、USB-C端子が採用されました。
USB-Cは、リバーシブルで使いやすく、充電速度も高速化されているため、短時間で充電を完了できます。
このごろは多くのデバイスがUSB-Cを標準搭載しているため、ケーブルを共有できる点でも便利です。
新しいモデルがUSB-Cを採用し、iPhoneもUSB-Cになったので、ケーブルを一本化することができました。
旧モデルと変わらないところは?
ロジクールのMX ERGOシリーズは、独特なデザインとエルゴノミクス(人間工学)に基づく設計で知られています。
MX ERGO S もこれを受け継ぎ、手首や肩への負担を抑えた快適な操作性を実現しています。
外観デザイン
MX ERGO S の見た目は、旧モデルと大きく変わりません。
親指でボールを動かす形状はそのままです。
表面はマット仕上げで、長時間使用しても指紋や皮脂汚れが目立ちにくく、グリップ感も高いです。
角度調整機能
MX ERGOシリーズのユニークな点の一つが、傾斜角度を調整できる機能です。
手首の角度を自然な位置に保つことで、負担を軽減するための工夫です。
この機能は、MX ERGO S にも受け継がれました。
本体の角度を0度と20度の2段階で調整できます。
好みに合わせて角度を調整できるので、快適に使用できます。
ちなみに、私は20度の角度で使うのが好みです。
複数デバイスの操作
MX ERGO S は、旧モデルと同じく、最大2台のデバイスに接続できます。
各デバイスには、Bluetoothまたは付属のLogi Boltレシーバーで接続します。
筆者はBluetoothで接続しているので、レシーバーは使用していない。
スクロールホイールの下にあるボタンを押せば、簡単にデバイス間の切り替えが可能です。
私は、Mac mini と iPad Proの2台に、Bluetoothでつなげて使っています。
(Mac mini と MacBook Pro は、ユニバーサルコントロールで接続)
ボタンのカスタマイズ性
MX ERGO S には複数のボタンが搭載されており、各ボタンの機能をLogi Options+で自在に割り当てられます。
ボールの横にあるボタン・左クリックボタン横の2つのボタン・スクロールホイールの左右傾け、すべてのボタンに異なる機能を設定できます。
これにより、Webブラウジングをよりスムーズにしたり、クリエイティブ作業やオフィスワークの効率を上げたりすることができます。
また、特定のアプリケーションごとに異なるボタン設定を保存することもできるため、たとえば、Photoshopで使用するときはツール切り替え、ブラウザで使用するときはタブ操作といった具合に、シーンに応じて最適化できます。
ChatGPTをボタン一つで呼び出せるようにも設定できますよ。
旧モデルからの買い替えは必要?
MX ERGO S は、すでに旧モデルを所有しているユーザーにとっても、十分に魅力的なアップグレードポイントがあります。
特に、USB-Cの採用によって、机の上のケーブルが減らせるのは大きなメリットです。
デバイスを複数使用している方や、長時間のデスクワークで快適さを重視する方は、買い替えの価値は高いと言えます。
おすすめのユーザーは?
MX ERGO S は、長時間のパソコン作業やデスクワークが多い方、特に肩や手首への負担を軽減したいユーザーに最適です。
また、複数のデバイスを日常的に使い分ける人や、作業効率を最大限に高めたいクリエイターやビジネスユーザーにとっても、大きなメリットがあります。
また、初めてトラックボールを検討するユーザーにとっても、手首や肩への負担を軽減しながら効率的に作業を行える、コストパフォーマンスの高い製品といえるでしょう。
旧モデルからの買い替えをおすすめしたい、新しいトラックボールデバイス
ロジクールの MX ERGO S は、従来のトラックボールマウス MX ERGO の進化版。
特に長時間の作業や繊細な操作に適しています。
主な改良点は、静かなクリック感とUSB-C対応の充電方式です。
旧モデルのデザインや角度調整機能、複数デバイス接続、ボタンカスタマイズ性なども継承されています。
肩や手首の負担を軽減しながら効率的に作業したいユーザーや、複数デバイスを活用するビジネスユーザーに、特におすすめです。