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iPad mini(A17 Pro)レビュー | デメリット・メリット・向いている人まで徹底解説

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筆者

迷いに迷って、iPad mini(A17 Pro)を購入しました。

iPad mini(A17 Pro)
iPad mini(A17 Pro)本体

iPad mini 6からの買い替えね。
使ってみて実際どうなの?

筆者

使う人を選ぶタブレットですね。
外出先でサッとメモを取りたい人、iPhoneだと画面が小さいと感じる人にはおすすめのデバイスです。

iPad mini(A17 Pro)
iPad mini(A17 Pro)の同梱物

iPad mini(A17 Pro)は、強力なA17 Proチップを搭載しながら、手のひらに収まるコンパクトさを実現したモデルです。

しかし、性能が向上した一方で、「自分に合うのか」「使いこなせるのか」という不安の声も多く聞かれます。

また、リフレッシュレートなど、いくつか不満点もあるため、事前に特徴をしっかり理解しておかないと、購入後に、

「思っていたのと違う…」

と後悔する可能性もあります。

この記事では、

  • iPad mini(A17 Pro)を使ってみた本音
  • どんな人におすすめできるか
  • 買って後悔しないためのリアルな判断ポイント

を徹底解説します。

筆者

iPad mini(A17 Pro)があなたに合うデバイスなのか、詳しく見ていきましょう。

タップできる目次

軽快なサブデバイスを求めて

なんで、iPad mini 6から買い替えようと思ったの?

筆者

正直なところ、「勢い」です…。

ていうか、iPad Proも持ってるんだよね?
miniを買う理由って何?

筆者

Proは、キーボードを付けると重くなるんですよね。
サッと持ち運びやすいのは、やっぱりiPad miniですね。

外出先で作業をするのに、iPad Proは性能面では申し分ないものの、サイズや重量がネック。

一方、iPhoneでは画面が小さく、効率が下がってしまいます。

持ち運びやすく、なおかつ性能も優れたサブデバイスとしては、iPad miniが最適。

コンパクトで持ち出しやすく、Apple Pencil に対応。

8.3インチのサイズは、出先でのアイディア出しやメモ書きに最適です。

今までは、iPad mini 6を使っていましたが、今回、後継モデルのiPad mini(A17 Pro)を購入しました。

最初に気づいた「がっかりポイント」

使ってみてどうだった?

筆者

新機種なので期待していた分、残念な点がいくつかありました…。

iPad mini(A17 Pro)の改善してほしい点・惜しい点
  • リフレッシュレートが60Hzのまま
  • Apple Pencilの旧モデルが使えない
  • コストパフォーマンスが良くない

リフレッシュレートが60Hzのまま

iPad mini(A17 Pro)を実際に手に取ってみて、最も気になったのは、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzのままだという点でした。

ウェブページやソーシャルメディアをスクロールすると、画面がやや引っかかるような違和感を覚えます。

最新のiPad Proやハイエンドスマホでは120Hzが当たり前になっている中で、60Hzはやや見劣りします。

また、Apple Pencilで描画したときに、若干の遅れを感じます。

筆者

120HzのiPad Proに慣れた方には、物足りないかもしれませんね…。

一方で、通常の動画コンテンツ(映画、アニメ、YouTube)は基本的に30fps~60fpsで再生されるので、動画を見る限りでは特に問題ありません。

リフレッシュレートの違いに敏感な人にとってはマイナスですが、普段使いならほとんど気にならない人も多いでしょう。

Apple Pencilの旧モデルが使えない

Apple Pencil 第2世代とApple Pencil Pro
Apple Pencil(第2世代)(上)とApple Pencil Pro(下)。外観はまったく同じ。

iPad mini(A17 Pro)は、最新の機能を活用できるApple Pencil Proに対応しています。

また、より求めやすい価格帯のApple Pencil(USB-C)もサポートしており、ユーザーの用途や予算に応じて選べます。

ただし、従来のApple Pencil(第2世代)との互換性はありません

筆者

従来モデルにも、対応してくれたら良かったんですが…。

そのため、以前のApple Pencilを所持している方は、新しいモデルへの買い替えが必要です。

この点は、買い替えを考えるときのネックのひとつです。

コストパフォーマンスが良くない

iPad mini(A17 Pro)は、最小構成でも税込78,800円と、決して安いタブレットではありません。

コンパクトなのにそのお値段?
結構するのね…。

筆者

他のモデルと比較すると、ちょっと割高感がありますよね…。

実際、同じApple製品でも、無印iPad(第10世代)なら6万円弱で購入できますし、M3チップを搭載したiPad Airでも10万円前後。

この価格帯を考えると、A17 Pro搭載とはいえ、「価格に見合う機能か?」と疑問に感じる人もいるのが現実です。

特に、有機ELじゃない・リフレッシュレートが60Hzのまま・従来型のインカメラ配置など、価格帯を考えると妥協点が目立ってしまうのも確かです。

このサイズ感に魅力を感じるかどうかで、コスパの感じ方は大きく変わってきます。

単にスペックで「高い」と判断するか、サイズと使い勝手を含めて「価値がある」と考えるか、そこが購入の決め手となります。

筆者

買うか迷っているなら、他のiPadと値段を比べて、自分が普段どう使うかをよく考えてから選びましょう。

使ってみて良かったところ

期待値が高い分、悪いところが見えちゃうのね…。

筆者

悪いところばかり挙げてしまいましたが、軽量コンパクトなサブデバイスとしてとても優秀ですよ。

iPad mini(A17 Pro)の良いところ
  • A17 Proチップによる性能向上
  • コンパクトさと携帯性に優れる
  • Apple Pencil Pro対応で使い勝手アップ

A17 Proチップによる性能向上

iPad mini(A17 Pro)は、A17 Proチップを搭載したことで、とても快適に使えるようになりました。

アプリの起動が早くなり、アプリを切り替えるのも一瞬でできます。

筆者

普段使いがスムーズで、作業がはかどります。

2つ以上のアプリを同時に使うときも、とても便利です。

画面を分けて使う機能(Split ViewやSlide Over)を使っても、サクサク動いてストレスがありません。

コンパクトさと携帯性に優れる

iPad mini(A17 Pro)とiPad Pro12.9インチ
iPad mini(A17 Pro)は、iPad Pro 12.9インチのほぼ半分の大きさ。

iPad miniの最大の武器は、「コンパクトさ」です。

サイズ感は、ほぼA5ノートと同じ。

重さは約293gと、長時間片手で持っていても疲れにくいレベル。

バッグにスッと入れられるので、カフェや出張先でもサクッと取り出して使えます。

大きいiPadだと、気軽に持ち出せないのよね…。

ポーチや小さめのバッグにも無理なく収まるため、ファッション的にもスマートです。

筆者

持ち運びには、ESRのケースがおすすめです。
マグネットでピッタリくっつくし、Apple Pencilをカバーしてくれるので安心です。

iPad mini(A17 Pro)ESR ケース
iPad mini(A17 Pro)ESRケース
畳んだ時、Apple Pencilをカバーしてくれる。純正カバー同様、角度を付けて使える。

Apple Pencil Pro対応で使い勝手アップ

Apple Pencil Pro
Apple Pencil Proの同梱物

旧モデルのApple Pencil(第2世代)は使えないのよね?

筆者

やむを得ずApple Pencil Proを買ったんですが、思ったよりも使いやすかったです。

Apple Pencil Proは、従来のApple Pencil(第2世代)よりも機能が進化しています。

ペンを握るとツールパレットが出る「スクイーズ機能」は、作業効率を一気に高めてくれます。

Apple Pencil Proのスクイーズ機能
Apple Pencil Proのスクイーズ機能。ペンシルを強く押すと、画面上にパレットが開く。

また、筆圧検知や傾き検知の精度も向上しました。

手書きノート、イラスト制作、アイデアスケッチなど、幅広い用途で活躍できます。

従来モデル同様、本体にくっつけて充電できるのも◎です。

※Apple Pencil(USB-C)は、ケーブル充電。

筆者

外出先でも、気軽にデジタルメモが取れるようになりました。

第6世代iPad miniと何が違う?

第6世代から買い替える価値はあるのかな?

筆者

Apple Pencil Proを使いたいなら、買い替えても良いかもですね。

第6世代とiPad mini(A17 Pro)の主な違いまとめ

iPad mini
第6世代
iPad mini
(A17 Pro)
違い
プロセッサA15 BionicA17 Pro性能アップ
Apple Pencil対応Apple Pencil(第2世代)
Apple Pencil(USB-C)
Apple Pencil Pro
Apple Pencil(USB-C)
Proはスクイーズ操作可能
スピーカーステレオスピーカー
(横向き)
ステレオスピーカー
(横向き)
音質がやや向上?
カメラ性能12MP広角カメラ12MP広角カメラ大きな違いはなし
充電ポートUSB-CUSB-C変わらず
ディスプレイ 液晶パネル
リフレッシュレート60Hz
液晶パネル
リフレッシュレート60Hz
変わらず
Apple Intelligence非対応対応※※2025年4月から対応

iPad mini 6(第6世代)と比べ、スペック的には大きな変更はありません。

筆者

第6世代iPad miniからの買い替えは、積極的にはおすすめできませんね…。

どんな人にiPad mini(A17 Pro)は向いている?

iPad mini(A17 Pro)は、万人向けのタブレットではありませんが、ライフスタイルや目的がハマる人にとっては、快適なデバイスになります。

「小さくて軽いのに、パワフルで快適」

そんなニーズを満たせる、数少ないモデルです。

ここからは、どんな人にiPad mini(A17 Pro)がぴったりなのか、そして逆に、どんな人には向かないのかを、わかりやすく整理していきます。

こんな使い方ならおすすめ

iPad mini(A17 Pro)は、コンパクトさと高性能を両立した特長を活かすことで、真価を発揮します。

カフェや外出先での簡単な作業

軽量だから持ち運びが苦にならず、テキスト入力や情報整理もラクラク。

SNSやニュースアプリで情報収集

スマホより大画面、だけど持ちやすい絶妙なサイズ感。

YouTubeやNetflixで動画視聴

スピーカー性能も高く、快適なエンタメデバイスに。

電子書籍・漫画の閲覧

A5サイズに近いので、電子書籍やコミックが読みやすい。

筆者

移動が多い人、軽快に使いたい人、サブ機として気軽に持ち歩きたい人に特におすすめです。

買わないほうがいい人の特徴とは?

もちろん、iPad mini(A17 Pro)がすべての人に最適なわけではありません。

使い方によっては、他モデルの方が満足度が高くなるケースもあります。

本格的な動画編集や3D制作をメインに考えている人

処理負荷の高い作業にはやや力不足。iPad ProかMacBookがおすすめ。

大画面で作業したい人

miniサイズでは、細かい作業や資料作成にストレスを感じる可能性あり。

画面の発色・リフレッシュレートに強いこだわりがある人

有機EL搭載モデルや120Hz対応モデルの方が満足できる。

できるだけ安いタブレットを探している人

コスパ重視なら、 iPad(無印モデル)の方が向いている場合も。

「コンパクトさ」を最大限に活かしたいかどうかで、iPad mini(A17 Pro)の満足度が変わります。

買うべき人・向いてない人が分かれるデバイス

iPad mini(A17 Pro)とApple Pencil Pro

iPad mini(A17 Pro)「インプット重視」の端末です。

本格的なクリエイティブ作業、特にRAW現像や4K動画編集などでは、スペック不足を感じる場面もあります。

一方、インプット中心(SNS、動画視聴、読書、ノート取りなど)の使い方なら、ストレスなく快適に使えます。

購入後、満足できる人
  • 外出先でサッとメモを取りたい人
  • 移動中に動画や電子書籍を楽しみたい人
  • 気軽に持ち歩けるタブレットが欲しかった人
  • サブ機として軽快に使える端末を探していた人
購入後、後悔するかもしれない人
  • 本格的な動画編集やグラフィック作業を想定していた
  • 有機ELディスプレイの鮮やかさに強いこだわりがある
  • 大画面でマルチタスクをガンガンしたい

iPad mini(A17 Pro)は、

「スマホじゃ小さいけど、ノートパソコンまでは要らない」

「Apple Pencilが使えて、ポケットに入るデバイスが欲しい」

という方にフィットするデバイスです。

自分が本当にやりたいことに合っているのかを見極めることで、購入後の満足度は大きく変わります。

筆者

この記事であなた自身の使い方をイメージできたら、きっと最適な1台になるはずです。

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この記事を書いた人

じゅんご@ガジェットブロガー
デジタルガジェット好きブロガー。

2020年からこのブログを運用。暮らしや仕事に役立つガジェット情報を発信しています。

Webクリエイター・カメラマンとしても活動(愛機はEOS RP)。
Mac歴10年以上。iPad好き。読書はKindle派。

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略歴
1975年生まれ。
島根県松江市を拠点に、WEBクリエイター・カメラマンとして活動。
公式サイト:Jungo Web

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